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霧島工房 アイマス同人界の隅っこで蠢くピコ手改めフェム手サークル
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律子オンリー、3年ぶりの単独開催!

初めてのお買い物 その1(?)

「……遅い」
 何度時計を見直してみても、待ち合わせの時間はとっくに過ぎている。メールを出してみても反応はないし、電話をかけてみても『留守番電話サービスに、接続いたします』という、無機質な反応が返ってくるだけ。嫌な予感はしていたけれど、ここまで予想通りだと怒るを通り越して呆れ……もする一方、やっぱり腹立たしいことこの上ない。携帯を取り出してみても、不在着信もないしメールの通知もきていない。
「まったく……」
 ひとつため息をついて、街行く人に目をやる。私と同じく、待ち合わせ中っぽい人が多い中で、私の存在に気付いている人はどうやらいないらしい。まぁ、たたでさえ地味な上に、学校指定のコートなんかを着ているものだから目立つわけもないといってしまえばそれまでだけど、仮にもTVにも出ているっていうのにこれはちょっと……寂しいといえば寂しい。
「あ、律子さん、待った?」
「遅い! 何分待たせたら……って、美希?」
 やれやれ、やっと待ち人来るか、聞き慣れた声に振り返るとそこには見慣れない女の子……いや、よくよく見てみたら確かに美希、なんだけど……。
「え? ミキ、時間通りに来たつもりだけど……。どうしたの? 律子さん」
「えっと……美希、よね?」
 そう私が聞き返すのも無理はないと思う。だって、トレードマークとも言える鮮やかな金髪は、ごくごくおとなしいと言ってもいい茶髪だし、それに顔の真ん中には眼鏡……。
「どうしたの? 律子さん。ミキはミキに決まってる……あ、この変装のこと?」
 うなずいた私に、邪気のない笑顔を浮かべて美希が答える。
「ミキね、デビューしてから声かけられることが多くなっちゃって。あ、それまででもナンパとかよくされたんだけど、デビューしてからはファンの人とかに囲まれちゃって大変なことになったりもしたから、休みの日に外出する時はこうやって変装してるの。律子さんはそういうこと、ないの?」
「いや、私は特に……」
 今まで街中でサインを求めたれたこととかがないわけではない。でもそれこそ数えるくらいしかないわけで……こういう話を聞いていると、やっぱり自分は地味なんだなぁと痛感させられる。
「そうなの? 羨ましいの」
 軽く凹んだ私の気も知らず、無邪気に笑っている美希が少しだけ、ほんの少しだけ憎い。駄目だ駄目だ、せっかくのオフなんだから、こんなことで凹んでいる場合じゃない。
「と、とにかく! 十分も遅刻よ! 時間厳守! 時は金なり!」
 だからと言って、こういう言い方しか出来ない自分が、また少し情けない。
「あふぅ……十分くらい、大目に見てほしいの……」
「何言ってるの! これが仕事だったら大問題よ? そもそも、携帯にメール入れたりしたのにまったく反応なかったじゃない」
「え? 律子さん、メールくれてたの?」
 そう言って慌てて鞄から携帯を取り出した美希。むぅ、やっぱりスルーされてたのか……。
「ご、ごめんなさい! まさか、律子さんがメールくれてるとは思ってなかったから……」
「……まぁいいわ。とにかく、今度からは気をつけてね」
「はいなの! じゃあ、しゅっぱーつ!」
「あ、ちょ、ちょっと!」
 嬉しそうに私の手を取って美希が歩き出す。その、満面の笑みを浮かべた横顔を見ていると、なんだか怒ったり凹んだりしていたことが少し馬鹿らしく、感じた。


はい、ソフニさんりつこさんとみきさん、愛の劇場その2、です。
しかも、微妙に続くのか続かないのかよくわからない終わり方です。
べ、別にこの後の二人がどういう「デート」をするのか、まったく考えてないわけじゃな、ないんだからねっ!
はいはい。

多分、美希さんはあの見事なパツキンをスプレーか何かで茶色に塗ったくっていて、それで遅れたんだと思います。でもまぁ10分くらいだし許して、ハニー。みたいな。
ハニーって誰ね?
まぁ、この美希は多分このシリーズ(?)の中ではPのことをハニーと呼ぶ日は来ないと思われますので、一つ良しなに。
それは律っちゃんの役目とか、何とか。(ぉ
そう、つまりこのシリーズは、律っちゃんを挟んだ、Pと美希での三角関係のお話なのです!

さぁ皆さんご一緒に!

な、なんだってぇ!?

……んな下らんこと書いてる暇があるなら続きとか書けって?
ごもっともです。

ちなみに、眼鏡は「作者の趣味」、略して「SS」です。

でも実際の美希って、外出する時に変装とかしないですよね、多分。(笑)
そういうところにすごく無頓着そう。
つか、箱版の休日コミュとかでその手のネタがあったら嫌だな……
逆に律っちゃんは、自分の人気のバロメーターを計るためーとか言ってすっぴんで出て行ったはいいけど、誰にも気付かれずに一人凹む、みたいな。

でも、そんな律っちゃんが好きで、
好きで、
好きで、
たまらないわけですよーーーーっ!


に、しても。

3/20のちーちゃんのお誕生会2や、5/3のMBF向け原稿放置してこんなことしてていいんだらうか……
こう、ガチ原稿の合間に書くちょっとしたお話ってのは、ホント楽しいんですよね……
多分絵描きさんが原稿中に落書いたりするときの気持ちってこんな感じなんだろうな。

というわけで、続きはまた気が向いたら。
割と早々にも気が向きそうな気も、しなくはないですが。
なんか、美希律に目覚めそうな悪寒……
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【2008/02/08 13:36】 | SS(もどき含む) | トラックバック(0) | コメント(0)
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管理人:霧島義隆

霧島義隆

元765プロ所属、今は律子と一緒に独立してとあるデレマス事務所「律子ぺろぺろの会」代表。気付いたら個人でもS3、事務所もs3。他、アケマス・アイマス2・アイモバ・ミリマスでもアイドルマスターの称号を取ったので自称5冠。ただしミリマスは引退済み。
なんちゃってSS書き。色々こじらせてめんどくさいと言われがち。

口癖は #律子ぺろぺろ
危ないので石は投げないでください。

個人ID:57798220
事務所ID:6698

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